お尻の筋肉（殿筋）による痛み

デスクワークや映画館、バスなどで長時間座っていたらお尻が痛くなるということはありませんか？

まず、お尻について。お尻を形成している主な筋肉は大臀筋（だいでんきん）というものです。

お尻のほっぺたのようなところが大臀筋筋肉です

お尻が痛くなる原因としては、同じ姿勢でいるために太ももや腰にかけて、大臀筋の緊張状態が続くということが挙げられます

その上、体重によって圧迫されて大臀筋とその周囲の血流が悪くなってしまっています

座って同じ姿勢でいるときに体が歪んでいたりすると、身体の一部分に無理がかかっている場合もあります

人それぞれ、姿勢のクセもありますので、少しの歪みが積み重なってお尻の筋肉の痛みにつながります

また、椅子の素材が固かったり、お尻の肉が薄かったりすることでも痛みが出ることもあります

以上のことにより特に何かしたわけでは無いがお尻が痛いということが起こります

今日はその痛みを解消するための大殿筋ストレッチをお教えします。

大殿筋ストレッチ

１、仰向けに寝ます

２、片膝を曲げて両手でかかえこむように膝を胸の方へ引きつけます

３、お尻に張りを感じる角度で、３０～６０秒その姿勢を維持します

４、反対も同じ要領で行います

基本の姿勢で膝を抱えたら、膝を体の内側に斜めに抱えこんでどちらか、あまり近づかない側（抵抗する方）が最も筋肉がストレスを感じて硬直しています

この側をストレッチすると左右差がなくなりバランスが取れてきます

これを筋肉の柔軟性が出やすいお風呂上りなどに行ってください

このストレッチでも症状の改善が見られない場合はお尻の筋肉にたいして治療が必要です。

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