マルチスライスCT
CTとは
コンピューター断層撮影装置、X線装置とコンピューターを組み合わせた医療機器。
X線を三六〇度回転しながら照射して人体の横断面を撮影、各方向からの像をコンピューターで処理して、その平面の画像を得る。
CT。CTスキャナーです
マルチスライス
・高精細な画像で、より確かな画像診断が行える
・広範囲を一度に撮影。検査時間が飛躍的に短縮
・高度な技術を組み合わせた統合プログラム―CAREによって、患者さんの放射線被ばくを低減
スパイラルCTの登場により、CTの撮影技術は飛躍しましたが、それをさらに飛躍させたのが、マルチスライスCTです。
それまでのCTでは、1回転で1スライスの断層画像の撮影しかできませんでしたが、マルチスライスCTでは1度に複数枚の断層画像を撮影することが可能になりました。
これにより、より詳細な立体画像の表現が可能になりました。
マルチスライスのメリット
・ 撮影速度の向上
・撮影画像の微細化
・撮影時間の大幅な短縮
(4) 立体画像化による診断
より詳細な立体画像の作成により、平面画像では見つけにくかった患部の発見に貢献します。
内科的疾患以外にも膝、肘、股関節のケガ、骨折にたいしても正確に把握できるそうです。
レントゲンやCTなどで分かりにくい骨折もマルチスライスCTならより正確に骨折部位を見ることができます。
精密検査もこのように従来よりより正確に検査できるようになりました。
当院に来院された患者さんも問診や治療をするなかで検査が必要な方もいらっしゃいます。
その時は検査のできる病院をご紹介し、検査をすすめさせていただきます。
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